玄関に鏡。その置き方は正しい?
風水でよく言われる「玄関に鏡を置くと運気が上がる」というモノ。
右に向けて置くと◯◯で、左に向けると◯◯・・・
元々風水は土地の形状から自然の気の流れを見て土地の良し悪しを判断するものです。
この手法を用いて都市は発展していっています。
一方、家相は家の形状や方位から、その家に住む人々の生活や人生を見ていく手法です。
なので、家の中のどこに何を置くとどうなるか・・・を推測するのは風水ではなく家相の見解なのです。
家相は風水の土地を見る知恵と、方位学である九星気学を取り入れて発展してきました。
九星気学では方位によって持ってるエネルギーが違うと云います。
なので玄関に鏡を置くにしても。
願いたい事柄によって判断するのではなく。。。
鏡と良い方位に置くことが大事なのです。
方位には相性がある
家相は九星気学を元に日本人が発展させていった学問です。
なので、九星気学では物事を5つに分類する五行を元に判断します。
五行説では、物事を「木」「火」「土」「金」「水」の5つに分け
相性の良し悪しがあります。
水は木を育て、木は擦れて火が生まれ、火は燃えて灰になって土になり、
土の中から金は生まれ、金は冷えると表面に水滴がつき水が生まれます。
反対に水は火を消し、火は金を溶かし、金は木を切り、木は土の養分を取る。
このような相性の良し悪しの関係性を、この世の中のすべてのものに
当てはめて考えるのが五行です。
鏡を置く方位
では、何処に鏡を置くと良いのでしょう。
鏡は五行で「火」に分類されます。
「火」と相性の良いのは「土」と「木」ですね。
では方位を確認すると。
土は西南・中央・東北
木は東・東南
そして元々の「火」の南。
これらの方位が鏡には良いとされます。
なので「玄関に鏡を置く」と云うのは、どの玄関に置いても良いのではなく。
置くのには適した方位があると言うことなのです。
吉効果を高める場所
金運効果を上げたいなら西にピンクかオレンジの色の物をおいて下さい。
西は七赤金星の現金収入の方位です。
そして七赤金星の色がピンクとオレンジなのです。
今回の「玄関に鏡」のように開運グッズと言われるものは置くだけで運気アップになるわけではありません。
置く場所(方位)によって効果が無いだけではなく、悪い作用を働かせる場合もありますので注意が必要です。
開運グッズを置きたい時は、正確に重力中心で中心を取り、東西南北は各30度ずつ。
その他を60度ずつの八方位をきちんと出してから方位を定めて下さい。
(詳しくは家相・風水の基本をお読み下さい)
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