家相・風水の基本
風水は今から約5000年前に中国で思想が生まれました。
中国で生まれた風水は主に「地相」の事を云います。
易の概念から生まれたものなので「四神思想」が基本になっています。
四神思想とは
北に玄武、南に朱雀。東に青龍、西に白虎と言う4つの神が居るとされとぃます。
実際に中国だけではなく、東京、京都、奈良、大阪など。
また海外でもロンドン、ニューヨーク、パリ、北京、シンガポール、バンクーバーなど四神思想の整った都市は繁栄しています。
家相とは・・・
中国で発展した風水に日本の風土に合わせて明確な論理に組立て直し、家相として大成させたのが
明治時代の天才と言われる園田真司郎です。
村山先生は孫弟子にあたります。
家相=地相+家相
九星気学風水では、家の周囲や土地の形などの地相と家の中の事、部屋の両方を家相としています。
特に地相は
- 自宅(会社)の周囲3キロ以内を考える(山、川など)
- 特に750メートル以内は強く影響される(建物など)
- 更に強いのは300メートル以内。
家相を見る時の基本
☆北は磁石の北(磁北)ではなく、地図上の北(真北)を取る。
磁石の北は年々変わってきます。
また大きな地震などがあっても変わります。
なので、変化の無い地図上でも使用している真北を取ります。
磁石で方位を確認した時は約6~7度ずれますので注意が必要です。
☆中心の取り方
家相での中心のとり方は、大黒柱だとか主人の枕だとか言われていますが違います。
中心は重力中心です。
家相に含まれない部分(バルコニー、出窓、ポーチ)などを省き切り抜きます。
裏に厚紙を貼り、先の細いもので重心を取ります。
その重心の位置が中心になります。
☆八方位の取り方
家相の方位を見るために東西南北と北東・南東・南西・北西と8方位を取ります。
これを等分に取ってる流派もありますが、九星気学風水では等分には取りません。
九星気学風水では「天・地・人」を大切にしています。
天は十干で表します。
人は九星で見ますね。
地は十二支で見るんです。
十二支はそれぞれ30度ずつを担当しています。
東西南北にそれぞれ30度ずつ、その他の方位には60度ずつに分かれます。
☆鬼門の考え方
良く鬼門の方位に◯◯があってはいけないと言われます。
そのように言われる場合、大体が北東の丑寅の方位を言うそうです。
丑寅の方位は「鬼門方向」とは言いますが「鬼門」ではありません。
気が立ち上がる場所ではあるのでキレイにすること、ゴミ箱を置かない方が
良いとは言われます。
ここで注意してほしいのが「鬼門線」です。
運線とも言われます。
丑寅の鬼門と未申の裏鬼門を結ぶ1本の線です。
この鬼門線上には火と水を置かないように注意してくださいね。
気は火と水を嫌います。
なので、鬼門線上には火と水回り。
ガスコンロや流し、お風呂、洗面所などが来ないようにして下さいね。
えっ?ウチあるんだけど~!と言う方。
鬼門線上で構いませんので盛り塩をして下さいね。
盛り塩は気を鎮める作用がありますので、ぜひお試しください。
*ちなみに鬼門の「鬼」とは丑の角と寅の牙を合わせて作った架空のものです。
実在上には牙と角を両方持ち合わせる物はいないので「鬼」としたそうです。
なので、怖いものではないので安心して下さいね。