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2018-06-26

【仏画を描く】金龍の背に乗る白衣観音

先日の仏画教室。

衣装の白衣が出来たので装飾品を描きます。
まずは金色のくすんだ部分から。
赤茶色っぽい色を入れた上から重ねて行き、最後に宝石を描き入れます。

宝石はルビーとエメラルドにして見ました♪
そして、ついに髪の毛に。
髪の毛は「黒と群青を合わせて下さいね」と言われるのですが
顔彩の黒色を使うと、何回も色を重ねていくために色が淀んでしまうそうです。

なので、ここで言う「黒」は「墨」の事だそうです。

墨をほんの少し、磨って顔彩の群青色と合わせていきます。
ここでも、4~5回色を重ねて髪の毛を作っていきます。
本当に細かい・・・良い意味でね。

これで観音様は終了!
で!ついに龍に色を入れて行きます。

何色の龍にしようかな~と考えていたのですが。
やっと決まりました。
金色の「金龍」を描くことにしました。

金色にキラキラ輝く龍では無くて。
深みのある落ち着いた金色。
年取って渋みの出たような感じの金龍にする事にしました。

先生曰く、金色は白地には乗らないとの事なので
まず地になる茶色を作って乗せて行きます。

こんな感じ。
これでも、5回色を重ねています。

ここに影になる部分を入れながら「鱗を1枚ずつ」描いていくのだそうです。
気の遠くなるような作業だけど。。。
工程を言ったら嫌になるから細かくは言わないと先生が言われるので。。。

多分、思ってる以上に面倒くさいんだろうね~
でも、少しずつでも進歩して行けたら良いな・・・と思うのです。

龍の事で、こんな言葉があるよ♪と教えて頂きました。
よく「逆鱗に触れる」と言う時がありますよね。
この言葉は、龍には喉に鱗が1枚逆さまに生えていて、その逆さまに生えた鱗に触ると龍が怒る事から「逆鱗に触れる」と言われてるそうです。
言われてみれば、読んで字のごとく。

逆さまの鱗に触れる・・・ですよね。

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